面談を終えて 1

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝もいいお天気ですが、そろそろ雨とかどうですかね、お天道様。

オムライスが好評だったからって、毎日毎日オムライス出してると嫌われるぜ?

さて。

行ってきました面談に。

人身事故で電車が止まり、まさかの遅刻。

息子には遅刻すんなって言ってる親が遅刻をカマすという大失態。

次は用心に用心を重ねて前泊が必要かもしれない。

校門をくぐるとちょうど授業の合間なのだろうか、生徒たちが教室移動などをしているときでした。

しかしどいつもこいつも同じような体形と髪形、そして同じ眼鏡で同じ顔。

なんなんでしょうね、この怪奇現象は。

遅刻にペコペコしながら教員室のドアをたたく。

進路相談にでも使われているのだろうか、そんな個室に案内されました。

我々保護者二人と担任の先生。

先生とは初対面。

30代後半くらいと存外に若く、聞くところによるとこの学校のOBらしい。

またOBが担任。

OBばかり採用しているのかこの学校は。

まずは学校の行事関係の報告、全体の最近の指導方針などが伝えられました。

そしていよいよ成績の事。

問題ナシで一安心。

このままいけば、来年の選抜クラス入りは確かだろうと。

と思ったけど、やっぱり言われました。

「この国語の点数はちゃんと考えないとダメ」ですと。

知ってた速報。

まぁわかってたんですがね、はっきり言われるとそれはそれでショックですよ。

「どうしたもんでしょうかねぇ」

先生に質問でもない相談でもない、そんな投げかけをしてみる。

「まぁこういう子はいっぱいいます」

それも知ってる。

さっきすれ違った挙動不審なキョロガリメガネ君たちも国語できないに違いない。

そんな話をしていくうちに、おじさんの頭の中でやっぱりたどり着いたことがあるんですわ。

前から気づいていたし、口にもしてきたんだけどね。

・国語ができるヤツは頭がいい

・最後は国語が雌雄を決する

これに尽きる。

何を以て頭がいいとするか、テストの点なんかどうだっていいじゃないか、という話は置いといて。

あの難解極まりない国語の問題を解き正答する。

これは頭脳のたくましさ柔軟さ、明晰さを実に端的に表している。

そう思ってる。

経験的に、おじさんの出会った人物で「あ、このひと頭いいや」って人は、やっぱり国語力が凄かった。

しゃべっても書かせても抜群に光ってた。

そしてどの人も今でも記憶に残っている人物。

対して算数はどうよ。

メッチャ難しい問題は解けたりするんだけど、「アホじゃね?」って思うことが山ほどあったりする。

人物的にも怪しかったりする。

大体の場合、まぁおじさん側に問題があるんですけどね。

すいません。

やっぱり国語力なんですよ。

おじさんのように、清水義範の「国語入試問題必勝法」を後日読んで、「ああ、共通一次の前にこの本と出合っていたら!」なんて後悔するようではダメなんですよ。

これに関連して、先生が成績ランキング表を見せてくださいました。

非公式、ということと様々な配慮から半分は隠されていましたが。

息子のクラスは他クラスと比較して平均点が高い。

二位集団も団子状態。

息子もその中に飲み込まれている。

抜け出せない。

でもその雲の上に同級生がいる。

先生いわく「努力するタイプの生徒」だとか。

もともと持って生まれた素養で勝負するんじゃなくて、勉強して点を取るタイプだと。

そしてしっかり国語も得点する。

やっぱりね。

そうなんだよね。

やっぱり頭いいやつは国語力高いんですよ。

勝てる気がしない。

小一時間の面談が終了。

息子の事よりそんな彼の話題を肴に一杯飲んで帰りました。

息子が帰宅。

しきりに面談のことを気にしてる様子。

その彼の事をお話しました。

「ヤツは別格だから」

そんな風に言って全くライバル視はしていない模様。

「まぁ勝負にならんだろうね」

でもこっちがそう言うとイラッとするところを見せる。

中二男児も難しいな。

「でも君は算数は学年一位で彼に勝ったじゃないか、算数だけだけど」

そう言うと少しニヤニヤする。

やっぱり中二男児は簡単だった。

それでは今日も頑張っていこう!

では!