おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。
今朝は軽く曇ってる。
まぁソッチの方がいい。
さて。
ちょっと前からこんな言葉が息子の口から出ていた。
もう何回目か、だ。
「学校の授業がつまらない」
こんな事が続いていたこともあって鉄緑会に入塾。
自発的な行動にはそんな理由がひとつとしてあった。
で、入ってから2か月が経とうとしている。
今はどうか。
相変わらず学校の授業はつまらないそうだ。
ま、そらそうだろうな。
一番楽しいのが体育、書道だという。
まぁそういうのやってこなかったからね。
気分転換にもなっていいんだろうね。
数学が突出している息子君。
学校の授業が退屈なのは想定内。
で、通い始めて2か月経った鉄緑会ではどうか。
「ムズい」
今までに二度ほど彼の口から出た。
こんなことは初めてだ。
どちらかと言えば苦手ジャンルであった場合の数。
その時でさえ聞いたことがない。
でも今回は初めてだ。
では、と鉄緑会でやってる範囲を見せてもらう。
なるほど。
君、これ学校で習ってないじゃないの。
そのあたりをよく聞くと、そういう学生が数名居るらしい。
進度の早い中高一貫校でも学校でやってない。
そんなまだ未履修の範囲を鉄緑会の授業でやる。
こんなの消化不良を起こすのは間違いない。
では多くの生徒はどうなのか。
彼らは去年くらいからもうやってる範囲だという。
つまり彼らは去年の復習状態なのだ。
「筑駒の生徒も絶対に未履修じゃん」
「いや、彼らも去年からやってるから」
「ふーん」
「それに彼らは素質が違うんだよ」
こら参った。
勝負にならん。
やっぱり遅かったか。
彼らと受験日は同じなんだ。
ヤバいぞ。
たぶんこれをお読みの親御さんも似たような気持ちになるはず。
遅く鉄緑会に参戦してしまったあなた達です。
息子君の自尊心を傷つけないようにアドバイス。
いくつかの練習問題などを設定してあげる。
数Ⅲの範囲のうち、微分積分については心配していない。
今までの練習問題などの解答を見てきても基礎的理解が明確。
こういう場合、数Ⅲの微積は問題ないハズ。
複素数平面も問題ない場合が多いだろう。
問題は関数と極限だ。
未履修の範囲をいきなり彼らと混ざって勉強する。
これがいかにムチャな行為か。
多いハズなんだけど、でも鉄緑会のクラスメートは乗り切ってる。
入塾のタイミングを早めることでそれをクリアしている。
彼らにとって、高2で極限を学んでいない。
高2で極限を復習しているのだ。
数Ⅲで多くの生徒が極限の壁を感じるのではないか。
今、ウチの息子君もここをクリアせんともがいている。
息子が鉄緑会に入りたいと言い出したのが今年。
そして先月から通い始めた。
遅かったのだ。
息子の自主性なぞに任せたのが間違いだった。
もっと親が主導すべきだったのだ。
親が鉄緑卒業生だったらそこを理解していたろう。
そしてその子弟は早期に鉄緑生となる。
こうして親子で東大というパターンは形成されていく。
よくあるいつものパターン。
息子よ、スマン。
いや待てよ。
そもそも君は東大志望じゃないじゃないか。
どうもあの塾は勘違いさせる。
どうしても東大に意識を持って行こうとさせる。
塾も先生も生徒も東大東大言ってるからね。
そうなるわな。
気持ちがスリ減るわ。
なんだかなぁ。
それでは今日もグッタリしていこうぜ。
では!