高2中間試験の軽い考察

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

朝から暑い。

こりゃもう梅雨明けだな。

さて。

先日、息子の返却された答案をチェックした、と書きました。

計算用紙とか、そんなのも併せてやった。

いやー、たっぷり2時間かかりました。

目はチカチカするし、息も上がった。

なんか終わったらハァハァしちゃった。

いくつかの感想をここに書き留めておきます。

「お受験ブログ」としてブックマークしている方々へ。

少しでも参考になれば。

ならんと思うけど。

まず、最近このブログを知った方へ前提を。

中高一貫男子校の高校二年生。

春から鉄緑会に通い始めた。

ASD児で小学生時代は5年生から2不登校。

気分の抑揚激しく協調性欠如。

よくある算国凸凹成績(駿模:数76、国51)。

毎テスト大波小波で不安定。

清潔感に欠ける黒メガネ男児。

と、こんな児童を想像してください。

で、返却答案他チェックしたおじさんの感想は以下の通り。

1.難しい問題やってるのねぇ

息子君には問題文も一緒に提出させてある。

中間試験の問題のいくつもが大学入試の過去問だった。

なるほど歯ごたえのある問題ばかりだった。

だから学校の教科書の範囲を超えてるものもあった。

特に化学と数学。

数学も苦手な生徒は苦戦したろうな。

MARCH理系を超えている問題が半数。

今回、特に数学では展開力の有無が試された。

全体に点数が低く出てるんじゃないかと想像。

定期テストでこんなの果たして必要か?

ちなみにもらった紙の束に鉄緑会のプリントが混入してた。

これについてはまた次回。

2.ちゃんと解き直ししろよな

で、全教科のチェックを終了。

息子君に聞いてみた。

「解き直ししたの?理解できた?」

「うん、やったよ大丈夫」

ふーーんそうかそうなのか。

ならば、と科学の問題をやらせてみた。

全く同じ問題。

溶液に関する問題。

で、結果。

また同じところを間違えた。

コロイドのところ。

「やっぱできないじゃん」

「おかしいなぁ」

一度インプットすると修正困難。

ASD児の典型的なパターン。

割と重症。

ヤバいぞこれは。

子供の言う事を信じてはいけないと改めて思った。

3.出題者のレベルを問いたい

古文や漢文、社会の類はわからない。

これが今の高校二年生にとって適正なのかどうか。

英語も同じ。

ほんとにこの試験問題で習熟度を確認できるのか。

生徒たちの今後の学習に効果があるのか。

でも数学については疑問を感じた。

数学は2つに分かれている。

ひとつは良問ぞろいだった。

ここには詳しくは書けない。

でも出題者がよく考えて作ったというのがリアルに感じられた。

問題用紙の出題者名を見て納得。

この先生は以前からいい先生だと思ってる。

この先生に指導を受けてきたから今の息子君がある。

そう言っても過言でない。

中一の時の担任だ。

幸運に恵まれた。

しかしもう一つの方はどうよ。

過去数十年、散々こねくり回された手あかまみれの問題。

ただの数値替えしただけの問題のオンパレード。

手抜きと言っても言い過ぎではない。

ただ擁護するならベクトルなんてタカしれてるわな、ってところか。

やりようがない、というか。

でも出題者の熱意のようなハートのようなものが感じられない。

この問題用紙だけなのかもしれんが。

さて、今回の中間試験の問題を全部見たまとめ。

この結果を習熟度別のクラス分けに利用するのでもないらしい。

ただの定期テストだそうな。

ではなぜこんな教科書を逸脱するような問題を多く出したのか。

こんな問題達で生徒を試したのか。

化学、数学ふたつ、物理の一部は明らかにやりすぎ。

他科目は知らんけど。

その意図はどこにあるのか。

たぶん無いだろ。

ただ単に「そろそろ大学の入試問題を経験させる」程度だろ。

もしそれがホントだったらくだらない。

意味なし。

ムダ。

学年教諭陣は一考を。

それでは今日も甲羅干ししていこうぜ。

では!