並ラーメンをアップグレード

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

暑いですね朝から。

こりゃ今日という日を生き延びるのに精いっぱいでしょうね。

さて。

熱中症なのでしょうか、非常に体がダルいので過去記事を転載して終わりとさせてください。

ちょっと横になります。

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昔話でもしてみたいと思います。

おじさんは昔から「記録」が大好き。
あ、今年は去年より2日早く長袖を着たな。
おかしいな一昨年はこの日に初サンマを食べたのに。
ほとんどが覚えている事なのですが、PCなどに記録を付けているのもがあります。
それはある一部の食事について。
記録している食事は数種類あるのですが、ここは昔話に結び付けてみます。
ラーメンです。

おじさんは学生時代、こんなことをしたことがあります。
今考えると馬鹿なことをしたもんだと。
とかく学生はお金が無いものですな。
おじさんも多聞に漏れず、いつもピーピー言ってました。
実験で結構忙しく、それでも遊んだりするもんだから寝ずにアルバイトしてました。
いつだって金欠だから食べるものも粗末になり、毎食がラーメンになったり。
たまにはチャーシュー麺も食べたいけど、グッとこらえて普通のラーメン。
でもやっぱりチャーシュー麺を食べたいのが正直なとこなのだ。
でもチャーシュー麺は高い。
スーパーで買えばあんなに安いのに、ラーメン屋さんでチャーシューを追加すると高い。
まぁ店なんだから当然。
んな事ぁ学生でもわかる。
そんなチャーシュー麺は憧れの存在。
壁に貼られたメニューの中でもひときわ輝いて見えたものである。
バイト代が入った時、思い切って注文してみようと思った事は何度もあった
でも普通のラーメンに1切れ入っているチャーシューで我慢する。
金欠はイコール我慢である。
でもある日、その気持ちをこらえきれなくなった。
若者らしく爆発してしまったのである。

お店にタッパーに詰めたチャーシューを持ち込んで。
いや、そんな事はしない。
学生街のラーメン屋さんなので、学生の出禁になったら学内で血祭りになる。

おじさんは口にチャーシューを詰め込んでお店に向かった。
予定では普通のラーメンが目の前に到着したら、次の瞬間にそのラーメンはチャーシュー麺に早変わりするはずだった。
でもそれは叶わなかった。
スーパーで買ったチャーシューを口の中に詰め込み歩き出す。
歩き出して5分もしないうちに窒息死しそうになった。
一度やってみるといい。
口いっぱいに物をほおばって、歩いてみるといい。
鼻で息ができるとかできないとかでなく、顎を開け続けることは拷問に等しい。
結局、店の遥か手前でモグモグしてしまった。
ラーメン屋さんの隣がスーパーだったらあるいはいけたかもしれないと思うと悔しかった。

そんな悔しさはいつまでも心に残った。
敗因はスーパーとお店の距離だけど、チャーシューにも問題があったのではないかとも考えた。
今度は煮卵でやってみようと思った。
バイト代が入ったときなどたまに煮卵をトッピングする時があった。
チャーシュー麺には届かないけど、煮卵だったら。
でもワクワクしながら待っていたのに半割れしか入っておらずがっかりした事も多かった。
結局5年後におじさんは卒業。
たしか記憶では卒業の前日か前々日だったと思う。

今度は煮卵を口に入れて。
いやいやそんな馬鹿なことはしない。
万が一でもつるりと喉に入ってしまったらどうするのか。
煮卵がメリメリと食道を破壊しながら胃袋に落ちていく。
途中で気道を圧迫。
想像してみて欲しい。
恐ろしい。
ウズラの卵にした。
スーパーでウズラの水煮缶を購入。
それを口いっぱいにほおばって歩き出す。
万が一喉に入っても安心サイズ。
しかも途中で温まって一石二鳥。
今度はウズラに合う家系ラーメンだ。
注文のラーメンが到着したらウミガメよろしくバラバラと産卵すればよい。
でもこれもダメだった。
やはり口にほおばって歩くというのは非常に困難なことなのを知った。
結局これもモグモグしてしまった。

敗因を分析してみる。
まず、口に何であれ物を詰め込んで歩くというのは非常に難易度が高い、という事。
これに尽きる。
スーパーの至近距離にラーメン屋さんが無かったというのも一理ある。
こうしておじさんの夢は絶たれたまま。

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2014年:誤字を修正して転載

それでは今日も元気に頑張ってください。

では!