息子の話 1

たまには全く違う話題でも書きましょう。
今日は疲れちゃってるし、なんかそんな気分。
おじさんの息子の話でも。
書いて少しスッキリさせたい。
でも記憶がすっ飛んでるというか、忘れたいと思っているのか、あやふやな部分が多数あり。
そこのところ割り引いてください。

息子は、広汎性発達障害というのだそうな。
自閉症スペクトラム障害ってやつらしい。
自分の息子の話なのに伝聞調。
こういう診断に懐疑的だから、話半分で聞いてるんです。
よりにもよってなんで自分の子供がそうなんだって。
そんな気持ちが今でもあるんです。

それっていくつかの種類に分けられてるそうな。
有名どころでいえば、自閉症、ADHDとかアスペルガーとか。
でも近年、それらの分類とか区分とか、名称変更とか、そんなのがあって正直よくわからない。
正確に言えば、おじさんはわかろうとしていないんです。
今でも認めていないところがあるから。
息子が2歳の時、気になることがあって家内がそれらしい病院へ連れていったんです。
気になること、ってのはとにかくしゃべらなかったから。
近所のよく知るおばぁさんにも「しゃべらないね、ちょっと妙だ」と言われたりもしてました。
市の指定する専門の病院へ。
すると「発達障害です」と。
帰ってきてその報告を受けたおじさんは激しく憤慨。
そんなことあるかいな、別の病院へ行こう、と。
今度はおじさんも同行。
でもそこでも同じ診断結果。
渋々それを受け入れざるを得なくなりました。
さっきも書いたけど、受け入れるっていっても納得はしていないんですよ。
どうしてもコレだけは。
今でもね。
でも、こういった児童の特徴と指摘されることがことごとく当てはまるんです。
年齢的にできて普通なことができなかったり。
それらを逐一指摘されると、もう半強制的に納得させられるんです。
そんな病院へ連れて行くことがなかったら「ちょっと変わった子」で終わってたハズなんです。
ガン患者だって死ぬまで病院へ行くことがなかったら、ガンを宣告されることは無いんです。

結局、地域の療育センターに通うことになりました。
そういう子ばかりが集まって集団でナンかしたりする。
何をしてたのかは知りません。
おそらくただ遊んでたのでしょう。
おじさん、通っていたその施設に行くことはなかったですね。
やっぱり納得できなかったから様子を見にいったりするのがイヤでしたから。
本当はそうであってはいけないのでしょうけど。
ダメな親の見本のようなものです。

その後、幼稚園でも妙なヤツとして扱われたらしい。
でも妙なヤツってのは世の中にたくさんいるワケです。
ただの一園児として保母さんたちに優しくされて卒園。
で、小学校入学。
動物のような幼稚園児とちがって、やや人間性を帯びてくる小学生。
特異な部分がクローズアップされてくる頃。
普通級か支援級か、さぁどっち?ってことになりました。
色々とあった末、教育委員会の方と相談。
結果「まず普通級で頑張ってみましょう」ということに。
ここでもおじさんは臨席していません。
子供の一大事だというのに、です。
入学してみると案外とクラスになじんだようで、なんとか通学していました。
いろいろ細かなことはありましたが。
で、5年生の時に事件が起こりました。

それはまた今度。

それでは今日も感染対策バッチリでいきましょう。

では!