キムさんへの手紙

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝もいいお天気ですね。

今から敷布団を洗っても大丈夫な予感がします。

さて。

またまた北朝鮮がミサイルを日本海に棄てたらしいじゃないですか。

毎回毎回ここで書いてるケド、「いい加減にしろ」。

我が海である日本海は貴様どものゴミ捨て場じゃない。

ポンコツミサイルは自国の領土で解体、分別して資源ごみとして再利用するなりナンなりしてね。

前にコレ書いたらピタリとやめたから、将軍様はコレを読んでる可能性が高いと考えています。

直接でなくとも家来が読んでるのではないか。

だからここに書くコトは北朝鮮の抑制につながっているのではないだろうか。

直接訴えかけてもいいかもですね。

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こんにちは、正恩。

あ、ごめん、名前で呼ぶほど親しくはなかったね。

そっちはどうだい。

だいぶ紅葉してきたんじゃないかな。

この冬はまた寒くなるのかな。

石炭の備蓄も心配してます。

僕はね、君のお父さんのころから君の国には並々ならぬ興味を持ってたんだ。

ちょうど20歳だったころ、どうしても君の国に行きたくてね。

あれこれやったけど、結局は行けなかった。

中国だったらビザが取りやすいという情報はデタラメだった。

北京ではどうにもならず、長春まで行ったけどもっと歯が立たなかった。

ずいぶんと近くまではたどり着いたんだけどね。

今度からは旅行社を通さずに手続きを簡単にして欲しいな。

そんな僕は誰よりも君と君の国を気にしてた。

だから君がまだ小さなころから知ってたよ。

今ではこんなに立派になって。

テレビに映る君の姿を見て我が子のように思ってるよ。

でも君の健康は少し心配だな。

親心だと思ってもらっていい。

心臓と首の具合はどうだい。

少しは良くなっているのかな。

ま、君の事だからしっかりした医師団が付いているだろう。

だからそんな心配は要らないか。

さて、今日は君に伝えたい事があるんだ。

古くからの隣人として、そして友人として聞いてもらえるとありがたいな。

昔から君はまわりくどい言い方が好きじゃなったね。

だから端的に言うよ。

貴様のポンコツミサイルを発射するのは勝手だが、撃つならコッチに向けルナ。

正直なところ、君のミサイルにはうんざりしているんだ。

EEZ外だからいいってモンではないんだ。

美味しいカニも食べたいし、それには安心して漁をしてもらわなきゃいけない。

ミサイルで汚染されたカニとか、君だってそんなの食べたくないだろう?

足が40本の奇形のカニとかイヤじゃないか。

なに?いっぱい食べられるだって?

いやいや、やっぱり健康なカニが一番さ。

そんなカニの季節がやってくる。

君も好きなあのカニがやってくる。

もうすぐそこに来てるんだ。

ロシアがあんなことになっている今、北の方で獲れるカニは今年はアテにできない。

だから君にこうしてお願いしてるんだ。

だから頼んだよ。

親愛なる北の将軍様

おじさんより。

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明日からミサイルが降って来ませんように。

それでは今日も防空頭巾と避難訓練。

では!