鉄球で思い出される昔の記憶

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

なんかドンヨリしてますねぇ。

予報によれば夜は降るらしいですね、雨が。

さて。

先日、静岡県から非常に興味深いニュースが飛び込んでまいりました。

海岸に鉄球が打ち上げられた、というのです。

ご存じの方も多いのではないでしょうか。

その鉄球とはコレ。

SFチックに感じるのはおじさんだけでしょうか

これ、昨日に無事撤去されたようです。

今になって、これがパヤオのブイの部分ではないか、と報道されています。

パヤオってのは石垣島とかに釣りに行ったことがある人は知ってるかもしれないアレ。

浮き漁礁、って呼ばれるヤツ。

沖縄地方のパヤオって巨大なドラム缶みたいなやつが多いけど、こんな丸いのもあるんだね。

一部では中国のヤツじゃないかって言われてるけど。

爆発物処理班が出動したり、ちょっとした騒ぎになりましたね。

でもこれ知ってる人は知ってたよね?

今日はそのパヤオの話をしようと思います。

でもそもそもパヤオってナニよ、という方へ。

この物体は浮きです。

海面にプカプカさせる。

海面の上は旗など目印をおっ立てておく。

で、この下にロープとかなんかぶら下げるか、長いワイヤーで海底にくくるかする。

するとこれに小魚が集まって、大型回遊魚も集まってくる、という寸法。

プカプカしてる物体や鉛直のロープなんぞ役に立つのか。

大昔はそう思ってた。

でもそんな大海原の中ではそんなちっぽけな障害物が魚たちのよりどころになってる事を知った。

久米島に釣りに行った。

大学生の頃。

1週間の釣り計画。

ほとんどの記憶を失ってしまってたけど、ぼんやり覚えている。

そんな思い出をなぜ忘れてしまっているのかと言えば、それは簡単な話。

釣れなかったから、ですわ。

普通の釣り人の感覚だったら「沖縄地方に行けば絶対釣れる」というのがあるでしょう。

釣りをしない人でもそう思ってると思う。

でも実際におじさんは釣れなかった。

ボウズだったんですよ。

久米島も本島もダメ。

一応、地元の彼らの名誉のために書いておくけど、おじさんがヘタッピなだけ。

魚は居るはずです。

見てないから知らんけど。

とにかくルアーを投げまくった。

投げて投げて投げまくった。

そのパヤオに向けて。

マグロがダメでもシイラくらい釣れるだろうと思った。

でもそんなのは学生の甘い考えだった。

カスリもせず帰港した。

パヤオ釣りって実は港から遠い。

港を出てから1時間はかかったんじゃないかな。

沖縄地方の海はうねりが厳しい事が多くて、その行き帰りがしんどい。

船も小さいのが多いし、だからなおさら。

三半規管が無い男と言われてたおじさんが軽く吐くくらい。

以来、数度となく沖縄地方には遠征釣りに行った。

でもマグロには恵まれませんでしたわ。

未だにマグロ童貞です///

そんなことから今回のニュースでこのブイを見た時、昔の記憶がほんのちょっぴりよみがえってきた。

そんな苦い思い出がね。

自分で無かったことにしてる思い出。

いつか息子を連れていってやりたいと思ってます。

でもそんなにまとまって休みを取れるのかって話ですわ。

息子は夏休みとかでも講習や勉強合宿があったりするんだよね。

1週間くらいまとまったとしても、ギリギリじゃ怖い。

飛行機が飛ばなくて帰ってこれない、なんてのもよくある話。

これで仕事に穴をあけた人なんてかなり多いんじゃないでしょうか。

だから息子は近場の釣りで我慢してもうしかないかな。

そうすると彼が卒業したら、になっちゃう。

すると今度はこっちが足腰立たなくなってそう。

そうか、おじさんが父親と行かなかった理由はコレか。

今わかったわ。

それでは今日も元気にカラ元気。

では!