三叉神経痛再発

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

昨日の雨がウソのように晴れました。

ウソのように、というか、ウソだったんでしょう。

さて。

再発してしまいました。

三叉神経痛です。

右の顔がヤバい。

もうね、痛いの南野。

とは言っても自分でわかる。

これは序章に過ぎない、ということを。

痛みのピークを100とすると、これは20程度。

まだまだこれから。

十数年前を思い出します。

昔のブログを転載してみます。

正直言うと、手抜きです。

痛いので。

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今朝は歯痛の話を耳にしたので、おじさんのちょっと昔のお話でもしてみようかと。

数年前の出来事。
あるとき、右下の奥歯が急に痛くなり、歯医者へ。
治療をしてもらうも、虫歯ではなく原因不明。
しかし今まで経験したことなかったような激痛。
その後、紹介状を携えて総合病院へ行くことに。

で、専門医の診察結果は神経痛。
下顎に走ってる神経が痛んでいるからだそう。
歯はなんでもないですと。
ショックでした。
神経痛って老人の病気のイメージ。
危なく奥歯を引っこ抜くところでした(大汗

マウスピースを作ったり、専用の薬を飲んだり。
その後、数日してとある国に渡ることになった。
医者には理由を告げ大量の薬を処方してもらい、

空港で危ないクスリと間違われないよう専門語で証明書を書いてもらった。
飛行機の気圧の加減で虫歯は痛んだりするらしいけど、おじさんの場合は特にそんなことは無し。
無事に長時間の移動は完了。
すっかり下顎のことなんて忘れてた。
でも現地での生活がひと段落した頃、再び痛み出した下顎。
で、ちまちまと薬を飲んでたんですよ、ワインなんかで。
ついに事件は起こりました。

ある夜、激しく痛んで、どうにもこうにも。
時間は夜の11時。
部屋にある痛み止めという痛み止めは全て飲んだが効かず。
別に持っていた日本製のロキソニンも効かず。
もう、この頃には立っているのもやっとという状態。
12時を回った頃、一大決心して着替えました。

深夜の外国は本当に暗い。
街灯は少なく、あっても豆電球のような明るさ。
しかもこのときは雨が降っていた。
冬の冷たい雨に打たれながら、まず心当たりのある薬局の自販機へ。
中身はビタミン剤やコンドームばかり。
※ちなみに欧州はコンドームの自販機設置率高し。

ここから町をさまよう事になった。
雨はヒドくなって来るし、強烈な痛みは断続的に襲って来るし。
心当たりのある薬局という薬局をしらみつぶしに、小走りで。

こんな夜中にやってる薬局なんてありません。
だいたい、昼間の3時には静まり返る田舎町なんです。
薬局どころか、そもそもこんな夜中にやってる店が有るわけない。
でも、一軒だけ夜通しやってる飲み屋があるのを見つけた。
いつも夜中には出歩かない危ない方面だから、知らなかった今度行ってみよう。

店に入り、どこかに売ってるところがないか尋ねた。
気難しそうな店主は、キツい訛りで「有るわけ無かろう!」と。
店に備品として無いかありったけの現地語で聞いてみるも、それも無し。
やり取りを見てた何人もの客が集まってきた。
彼らにも聞いたが、誰一人として痛み止めを持っている者は居なかった。

途方に暮れた。
日本の便利さが懐かしかった。
夜中なお明るい街中。
いつでも開いてるコンビニ。
もう、あそこには戻れないのかもしれないとさえ思った。
仕方ないので、そこでウイスキーを飲んだりしてたらなんとなく収まってきたので帰宅(苦笑

ずぶ濡れになり、寒さに震えながら自宅に帰ったのが夜中の3時半。
するとまた痛みが復活。
明け方までのたうち回ることになる。

明るくなった頃、行きつけの飲み屋のオヤジのとこに駆け込む。
「スゲーイタインダ!ナントカシテクレ!(現地語)」
そに居たおばさんに絶対に効くという薬を教えてもらう。
そして最寄りの薬局へ。
出してもらえたのは当地では有名な鎮痛剤。
この薬はこの国の家庭なら普通に常備してある薬。

1000と500の二種類(多分含有量?)があって、処方箋無しでどこの薬局でも。
飲みこむのがきついくらい粒がクソデカい。座薬ではないけど日本人なら座薬と勘違いするサイズ(笑)。

強烈に効きます。
今までの激痛はなんだったんだというくらいに効きます。
これで、やっと一眠りできました。
この国に来たらこれ一択。

と、いう話。
じゃまた(^^)/~~~

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懐かしい。

2013年に書いたものです。

ちょうど10年前ですね。

その再来を予感させます。

ヤバい。

それでは今日は心静かな日曜日を。

では!