息子と映画

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は雨。

コレ、梅雨入りですよね。

さて。

昨日、超久々に映画を観ました。

映画館には行かない。

アマプラの会員特典のものを自宅のテレビで。

その映画、フィルムじゃなくてビデオだった。

どうもデジタル撮影されたものって「テレビドラマ」を観るような、なんこう、軽いというか。

構えずに気楽にライトに鑑賞できるっていういいとこもありますけどね。

オープニングでフィルムだとわかると、ちょっとだけ身構えちゃう。

緊張というか、襟を正すというか。

そんなのフィルム好きなおじさんだけでしょうか。

その映画は日本映画。

おじさんでも知ってる俳優さんが数人出てました。

名も知らぬ子役の子がかわいかった。

調べたら、今ではCMにもバンバン出るような娘さんになってた。

ストーリーは事実をもとにした小説を映画化したようなやつ。

息子が食いついてました。

今まで息子と観た映画は、アクションものが中心。

ブルース・リーやジャッキー・チェンなんかが彼のお気に入り。

親子だなぁとつくづく思う。

ブルース・リーとおじさんのお話
購入した武具についても触れています

ブルース・リー好きなのは遺伝することが科学的に証明されました。

あと彼が好んでチョイスするのは戦争ものかな。

ベトナム戦争とかじゃなくて、第二次世界大戦が扱われているのがお好みの様子。

実在の人物に妙に詳しかったりする。

社会の授業の影響?それとも友達の影響?

「この戦争映画、どんなところが印象的だった?」

「頭を撃たれて死ぬところ」

ま、まぁ印象的なシーンではあるけどさ・・・。

監督は戦争にかかわる人たちの悲哀であったり人間ドラマ的なところを描きたかったはず。

でもそんなのはウチの息子には伝わらないのだ。

監督の力不足なのか。

いつも書いてるように、脳みそが幼いんですよ。

たまに停止ボタンを押して止めるときがある。

「ね、今のシーンどういうことかわかる?」

わりとトントンカンな答えが返って来ることが多い。

ああ、理解してないんだなと夫婦で納得する。

登場人物たちの気持ちや思いを理解しながら観ていくのはまだまだ難しい。

ストーリーの表面的な時系列を追いかけるので精いっぱいのようだ。

国語のテストの点数が低いのも納得できる。

でも昨日の映画のときは違った。

登場人物の心の中をある程度は理解できていた様子。

さかのぼったシーンがチラと入るところも、その理由がわかっていたみたいだった。

今の彼にとって「ちょうどいい」映画だったのかもしれない。

観てよかった。

脳みそが少しずつ大人になってきてる。

遅ればせながら。

親としてちょっと安心。

それでは今日も核の傘を電車に忘れないようにご注意を。

では!