息子と釣り ~その1~

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は土砂降りの雨でスタート。

きっと川は増水してます。

濁りも入ってウナギが釣れるだろうから今すぐ川にGO。

流されても知らんけど。

さて。

こんな雨の日はちょっとメランコリー&なんとなくクリスタル。

なんでもいいから話でもしようジャマイカ。

昨日、釣りの話を書いたからその延長でも。

って言うか、冒頭から釣りの話だった。

もうナン十年も前の話。

おじさんは昔、釣りに狂ってた。

その時期は2~3年、ってワケではなく、帯状に長かった。

国内のいろいろなところで釣りをしたし、海外にも釣りに行った。

でもその後しばらく釣りから遠ざかっていた。

散発的にはやってたけど、でも数年前まではちょっと離れてた。

新しい仕事がバタバタしてたし、そっちに興味が向いていたんで。

また再開するようになった理由は息子の存在。

それ以外にはない。

息子が居なかったら釣りは再開していなかったハズ。

息子は両親に似て食いしん坊。

その食の嗜好も似通っている。

無類のパン好き麺好き、つまり小麦粉マニアなのはおじさんの遺伝子。

甘いもの好きなのは母親譲りだ。

そんな食いしん坊は一定の割合で釣りに走る。

ひとたび自分の釣ったお魚を食べてしまうと意識が変わってしまう。

自分で釣った獲物というのは最高の調理がされたものなのだ。

多分に漏れず、ほどなくして息子も釣りに興味を持つようになった。

そしておじさんの釣りは再開されることになった。

息子の最初の釣りは小学生の低学年あたりだったか。

知り合い家族と船で小物釣り。

アジやシロギスなんかを釣った。

船上で半分の時間を寝て過ごしていたな。

でもそれっきり。

また行きたいとも言わなかった。

その後、不登校あり中学受験ありで釣りはせずにいた。

そもそも釣りに興味を持たなかった。

無事に中学生となり、学校生活も落ち着いてきたころ。

なにがきっかけだったか、釣りに行きたいと言うようになった。

何かさせたくてコッチが誘ったんだったか。

忘れた。

で、初めて本格的にやったのがタチウオ釣りだった。

彼が竿を握り、おじさんは竿も持たずに彼のフォローをする。

結果はボウズ。

船中ほとんど釣れないというヒドい日にあたってしまった。

それから半月もしないうちに別の船でリベンジ。

ここでようやく釣った。

タチウオというのは引きがなかなか強い。

釣りを意識して初めて釣ったお魚が強烈に引く。

その衝撃が彼にスイッチを入れてしまったのかもしれない。

その後、急速に釣りにのめりこんでいくようになった。

YouTubeは釣りばっかり。

テレビの釣り番組は録画。

朝はそれらを目覚まし代わりにし、口を開けば「今度さぁ…」と。

あらゆることに無関心だった小学生のころ。

趣味といえるようなものが無かった。

関心を向ける対象がようやく見つかったことに親として少しうれしく思ってる。

これからも釣りを通じて人間作りができるんだったらいいなと。

そんな風に思ってる。

それでは今日も胃薬飲んで頑張ろう。

では!