釣行中止~次善のプラン

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は曇り。

クソが付くほどじゃないけど、でもまぁ暑いよね。

これを暑くないなんて言うヤツは地獄で焼かれた事がある人だろ。

さて。

期末テスト終了後の息子と釣りに行く予定してた。

前回の中間試験でイマイチな結果残した彼には「釣り禁止令」が発令。

でも期末は頑張る、いい成績を出す、という宣言に期待を込めて釣行を計画。

ホントだったら成績表を受け取ってから計画するのが筋。

でもそこから計画するとなると遅くなってしまう。

もうすぐ息子は学校の勉強合宿があるのだ。

すると試験終了直後の結果未確認時しかない。

仕方ない。

きっと結果が良い事を信じよう。

こうした経緯で計画を練った。

が、あえなく中止となった。

数日前からの強風がおさまらず、当日はいけるかどうかの微妙な予報が続いた。

この数日は家族全員が当日の天気予報に関心を寄せていた。

釣行前日は息子の試験最終日。

息子が学校へ行っている間におじさんが船長に可否を聞く手筈になっていた。

電話をした。

そして出船中止を聞く。

試験終わりの息子を迎えに駅まで行った。

中止を知った息子はどんな風になってしまうだろう。

そればかりを考えて待った。

「お疲れ。今日の試験はどうだった」

「できたよ」

ホントはそんなことよりもっと重要な要件がある。

でもあたりさわりの無い話題からスタート。

「お昼、なに食べたい?」

「なんでもいいよ」

まだ切り出せない。

息子も察しているんだろう。

今から道具の最終チェックだ!急いで帰ろう!

そんな事を言わないおじさん。

のんきにお昼ご飯の話なんかしてるんだから。

それでもお昼ご飯を食べ終えた息子が口を開いた。

「どうだった?」

「船長が中止だって」

「そうか」

意外にもフラットな反応だった。

もっと荒れたり悔しがったりするのかと思ってた。

少し感情のコントロールができるようになってきたのかもしれない。

ASD児は予定変更を嫌う。

自身で対応できなくなって荒れるのだ。

でもこれは百も承知の助。

だから次善の策を提案しておいた。

そもそも悪天候は数日前から。

当日もそうであるかもしれないと息子に心づもりさせてきた。

だから気圧配置図から強風の影響下に無いところを探すには時間の余裕があった。

そんなエリアを見つけ、いくつか提案し、準備をしていた。

こうして当初計画は変更され、別の釣り物となった。

そして釣れなかった。

我々親子は「釣れない釣り」を好むのだ。

半分やせ我慢。

でももう半分は本気でそれでいいと考えている。

大きな夢が簡単に手に入ったらつまらないじゃないか。

苦労して手に入れるからこそ、何倍にも大きくなるんだよ。

海の中で夢を育てているのだ。

それでは今日も脱水に気を付けて。

では!