銭洲

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝はいくぶん涼しくて、高校球児もニッコリでしょう。

シュートもバッチリ決まるかも。

さて。

息子の夏休み企画として、釣りに行ってきました。

まぁ夏休み企画じゃなくても行ってるんですが。

でも前の中間テストの不振から「釣り禁止令」を発令してましたかね。

それを解除して行ってきたワケです。

行ってきたのは銭洲。

息子のあこがれの地、です。

伊豆半島の先っちょから約80㎞の沖合にある岩礁地帯。

ぐるり360度水平線の大海原に、ポツンと岩が頭を出しています。

荒波に洗われるその岩礁のまわりは黒潮が蛇行し、好漁場となっているのです。

なにしろ遠い。

下田から船で4時間かけて行ってきました。

息子にしたら、ちょっとした冒険です。

ここはおじさんが若いころの思い出の地。

まだ見ぬ大物に思いをはせ、いったいどれだけ通ったろうか。

そしていったいどれだけ散財しただろう。

そういう場所での釣りなので、気軽には行けません。

時間もお金もかかります。

悪天候で出られない日も多くてフラれるのも普通。

今回も一度、強風で出られず仕切り直しになりました。

息子はその悔しい思いを今回の釣行でぶつけたようです。

結果。

息子は本命であるカンパチを釣り上げました。

船中で2人だけの釣果。

初心者の自分にその1/2の幸運がめぐってきた。

そのことにいつまでも興奮していました。

20㎏を超えるような大物ではありませんでした。

実際のファイトでは、竿を起こすのもリールを巻くのもままなりませんでした。

でも息子にとってはまぎれもない大物。

初心者にとってはとてつもない大物です。

2年にも満たないような釣り経験でよくぞここまで成長してくれました。

始まったばかりの釣り人生。

今後の自分を運命づける序盤の出来事になったことでしょう。

興奮さめやらぬ帰りの船室内。

異常に饒舌になってましたね。

「眠れない」なんて言ってました。

でも、それでもベッドに横にさせるとアッいう間に寝てしまいました。

また機会を見つけて行ってみたいと言ってました。

おじさんの体がまだ動くうちに連れて行ってやりたいです。

あと少しだけかもしれないけど。

それでは今日も応援しましょう。

では!