おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。
今朝は幾分涼しいでしょうか。
と思ったらいつにもまして冷房の設定が低かった。
さて。
新潟県で50歳の無職が逮捕されたそうな。
理由が凄い。
「夕飯の白米が美味しくないぞコノヤロー!」
で、自宅に火を放った。
さすが米どころならではの動機。
白米に傾ける情熱、その熱量がハンパない。
そのニュースで、思い出した。
昨日だったか一昨日だったか「書けない話をいつか書く」と書きました。
さっきじっくり考えたのですが、どうも以前のブログで書いていたような記憶が。
ぼんやりあるんですね、そんな記憶が。
で、検索してみました。
やっぱりありました。
今朝はそれを引用したいと思います。
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火事と言えば、思い出される出来事があります。
今朝のような雨降りの朝にはこんな湿っぽい話題もいいかもしれません。
人生で発生する様々な出来事の多くを40歳になる前に経験したと言われるおじさん。
よく「色々ありすぎだよね」と。
まだ経験していないのは「出店したお店を閉店していない事」でしょうか。
これはまだ未経験ですわ。
大学時代に会社を起こして解散させた事もあった。
火事も経験済みです。
冒頭に書きましたので、薄々お気づきだったでしょう。
しかも火元はおじさん本人です。
特定が恐ろしいので詳しくは書けません。
少し話をぼんやりさせますが、その点をご了承ください。
もう25年位前だから時効でしょう。
とある旅館に宿泊していたおじさん。
そこに定着して数か月が経ったろうか。
食事もそこそこ美味しかったし、旅館のおばちゃんも優しくていい人たちだった。
陽射しが強く、海が近くて魚が美味しく、のんびりしたいいところだったなぁ。
そして何より安かった。
また行きたいなぁ。
行きにくいけど(苦笑
旅館で夕飯を食べて、それから出かけていくのが半ば習慣と化していた。
その日も旅館近くの行きつけの居酒屋でいつものように飲んで帰宅。
どのくら飲んだろうか、でもさほど飲んでいなかったかすかな記憶。
玄関で靴を脱ぎ、2階の部屋に行き、そして布団にもぐりこんだ。
で、仰向けになって読みかけの本を読む。
玄関や部屋の様子など細かく思い出せるのに、何を読んでいたかは覚えていない。
当時はかなりの読書マニアだったな。
海に本を持って行っては一日中読みふけったものですわ。
その当時、少し喫煙していた。
1日0.5箱程度だったか。
人生の一瞬の間の黒歴史。
何年くらいかな、5年間くらいかな。
若かったなぁ。
今では嫌煙家(笑
もうお分かりですね。
お察しの通りの「寝タバコ」ってやつですよ。
飲酒のせいかいつの間にか寝てしまっていたおじさん(当時は若者)。
タバコは布団を燃やし、おじさんが気づいた時には火の手は壁を伝っていました。
直後、旅館内に響き渡ったけたたましい警報音で我に返りました。
ジリリリリリリリリ、っていうあの鐘の音。
もう消火は無理と判断し、廊下に飛び出ると防火扉が閉まってました。
閉じ込められた!
パニックになっていると廊下の反対側から誰かがやってきて、おじさん(当時は若者)の手を引いて階下に連れて行ってくれました。
煙の充満する廊下だったのに。
裸足のまま旅館の外に出ると、燃える旅館の2階を宿泊客が見上げていました。
すぐに消防車が多数集結し、一斉に放水。
ここらあたりの記憶が失われてるんですが、この夜はどこかで寝たような記憶があります。
翌日、旅館に行ってみると、旅館の人たちが使えそうな道具などを前の道路に運び出しているところでした。
かなり怒られると思っていたのですが、不思議な事にこちらの心配ばかりして、一向に怒られる気配を見せず。
それでもひたすら謝罪しました。
避難してからの記憶が本当にアヤフヤですわ。
警察と長時間お話したことをかすかに覚えてる程度。
これだけの事件なのに思い出せない。
脳が記憶を抹消しようとしてるようです。
後日談がありまして。
数年後、はるばる手土産を持って現場を訪問してみました。
果たして旅館は新しくなっていました。
従業員の皆さんもお元気で、やさしく迎えていただけました。
本当に申し訳ない気持ちで一杯でしたが、宿泊していきました。
もうその時にはタバコは吸っていませんでしたので、彼らも安心したかもしれません。
帰りは一杯のお土産も持たせてくれました。
この前の近所の火事でこれを思い出しました。
若かりし頃のホロ苦い思い出です。
ホンと、ホロ苦いってもんじゃ済まされない話。
それでは今週も頑張っていきましょう。
戸締り用心火の用心ドンドン
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最後だけテキストの色が変更できないのはなぜなぁぜ?
それでは今日も元気に火の用心。
では!