いきつけのお店の帰り道

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は快晴。

少し肌寒いけど、それがいい。

この前書きかけたことの続きを。

先日家族でランチに出かけたんですわ。

電車に乗って、たまに行くお店に。

そこは息子のお気に入りのお店で、店員さんもよく覚えてくれている。

そのお店、もともとは別のところにあったんだ。

三人で足しげく通ったな。

でも突然の閉店。

正直、ショックだった。

しばらくして別の場所でオープンすることを知った。

そして今度はそこへ通うようになった。

基本的にお味は変わらず。

一部の主要スタッフさんも変わらず。

だから我々にとてもよくしてくれた。

その主要スタッフさんたちが居なくなっても、その「伝統」のようなものだけが残った。

我々三人が訪問すると、激サービスしてくれる。

そのサービスはスタッフさんが変わってもずっと続いている。

そのお店からの帰り道のこと。

「チャージしてくる」

そう言って二人は券売機の方へ。

おじさんはついていった。

そして二人がチャージする、そのやや後ろで待ってた。

チャージなんかすぐ終わる。

その時、おじさんはスマホをいじった。

一人になるとスマホをいじる。

おじさんもいっぱしの現代人だ。

フと目を上げる。

そこに二人の姿はなかった。

多少うろたえながら付近に二人の姿を探した。

しかし目の悪いおじさんはそれを見つける事ができなかった。

こうしておじさんはひとりになった。

一人で帰宅。

カギを持って出ていなかったおじさんは川に行った。

早春と呼ぶにはあまりに茶色い川辺を眺めた。

ここに草が生え、花が咲くのははるか先のように感じた。

これからははぐれないようにしよう。

そう思いながら冷たい風に当たった。

それでは今日もパンシロンでパンパンパン。

では!