母の引越し その1

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

とっても快晴。

空を見上げて少し気分良くなりました。

さて。

この前ちょろっと書いた話を。

母が引っ越しを言い出して、その準備を代行している。

今まで何度も引っ越しはしてきた。

国内だけでなく、海外にも引っ越しした。

当時所属した組織がまるごと負担してくれたことも何度かあった。

そんなときはやりたい放題。

段ボールに詰めるとこからやってもらった。

自分でやらない引っ越しほど楽なモンはない。

気分は王様。

いま、まるで逆の立場になっている。

母は何もしない。

ま、できないって言った方が正解か。

あんな老人にベッドの運搬なんてできるワケがない。

そんなことしたらベッドが棺桶になってしまうだろう。

だからおじさんがやらないとイカンのだ。

弟は長期の海外出張らしい。

社長なのに長期の海外出張ってどうなのよ。

あんなに社員が大量に居るんだから誰かに行かせろよ、と思った。

けどメールには書かなかった。

それほど仲がいいワケじゃないんでね。

ま、とにかくおじさんがやらないといけないルージュマジック。

まずは事務的な手続きから進めてる。

老人の引っ越しは普通の引っ越しより手間がかかる事がわかった。

給与所得が無いから、年金証書がそれに当たる。

「年金証書が必要だってさ、出して」

「いやー、それが見つからないのよ」

マジかよ。

見つけ出してコピーして郵送。

電話がかかって来る。

「コレ、遺族年金です。ご本人のを送って」

だって。

「この前のは違ったらしい、自分の年金証書探してよ」

「いやー、それが(以下略」

再発行に年金事務所へ行く。

老人を連れまわすのもアレなんで、委任状を書いてもらっておじさんが。

もう大変。

各種書類にも緊急連絡先やらの欄が多い気がする。

ま、孤独死問題があるからね。

そらそうだ。

ま、これが終の棲家となるんだろうな。

年齢的にもう引っ越しはないだろう。

あるとすれば病院へ引っ越しか。

この最後の引っ越しに本人はえらく楽しそう。

そら面倒なコトしないで家で進捗の報告を受けるだけなんだ。

王様気分だろう。

ま、全部終わったらお小遣いもらうけどな。

サカイよりまけとくで。

それでは今日も0123でいきましょう。

では!