ブレーメンとシリアの笛吹き男

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は雨。

無視していいレベルではなく、みんな傘をさしてる。

おじさんには不要の程度。

さて。

侍ジャパンのパリオリンピック日本代表の試合を君は見たか。

直近の2試合で言えば、韓国戦で敗れ、カタールに勝ちましたね。

韓国に敗れた時は「次はカタールと?あ、終わったわ」と思った。

いや、誰もが思ったでしょう。

開催国では自国に有利な裁定がなされるというのがスポーツの常識。

特にサッカーではそれが色濃く出るのは万人の知るところ。

ウソついて転げまわり、ファールを獲得。

そして政治的に裁定。

そう、サッカーの醍醐味とはそれ込みなんです。

ところがよ。

開催国に勝ってしまった。

審判は同じ中東のシリアだったにも関わらず。

そう、有名な「中東の笛」が吹かれなかったのだ。

特に印象的だったのはカタールGキーパーの退場だ。

ジャンプした際、細谷選手の腹部にキック。

スティービーワンダーでもわかるような明らかな故意による蹴り。

「ああ、こりゃスルーされるな」

おじさんそう思った。

が、ビデオ判定の結果はレッドカード。

キーパーは退場と相成った。

以降、10人での闘いを余儀なくされたカタール。

猛攻ジャパンの前に、自国開催にも関わらず敗退となった。

こういう事ってあるんだな、と。

あれをスルーしたらどうなるか。

主審は試合後に批判のそしりをまぬかれないだろう。

日本だけでなく各国でリプレイが流され続ける。

「え、これレッドじゃないの?クソ審判だな!」

「これだから中東の審判は!」

言われ続ける。

死ぬまで言われ続ける。

買収で有名になったモレノ主審のように。

ま、実際のとこあの主審はいい裁定してたと思う。

普通にいい審判だった。

いつも藤田の目の前に居てジャマだったけど。

それでは今日は良い黄金週間初日を楽しもうぜ。

では!