変わってきた息子

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

未明は土砂降りでした。

でも今はパラパラと。

さて。

息子の夏が終わった感じです。

昨日、最後の釣りに行ってきました。

息子が2年来熱望していた釣り。

その船宿の、憧れの船長の船に乗ってきました。

もうこれで思い残すことなくこの夏を終えられるでしょう。

昨日、横で撮影しながら思ったことがあります。

最近、ちょっと変わってきたな。

そのいくつかを箇条書きにしときます。

彼の成長記録として。

1.対人関係の向上

他人と会話することを拒否しなくなった。

以前は知らない人と話すことを極端に嫌ってました。

しかし最近はそうでなくなってきた。

「船長にちょっと聞いてきて」

こんな用事なんかこなせなかった。

「やだよ、パパ聞いてきてよ」

だからいちいち準備の手を止めて自分でやってた。

それが今はスっと行くようになった。

YouTubeの撮影許可も隣席の釣り人と話せるようになった。

ま、釣りの場面だけだけど。

それでも進歩した。

2.多方面に注意が向くようになった

なるべく準備は息子にさせている。

だから忘れ物も多い。

息子が寝静まってから荷物も漁って忘れ物を追加したりする。

でも最近はそんなのもやめた。

以前は忘れ物を知りながら、わざと出発したこともあった。

致命的な物ではなく、軽傷で済むような忘れ物だ。

船上で激しく後悔する息子。

知らん顔するおじさん。

ところが最近はおじさんのサングラスまで荷造りするようになった。

進化したなぁ。

3.気持ちの切り替えがスムースになった

釣りの計画日が悪天候予報に変わる。

そらもう荒れて荒れて大変よ。

ASD児の典型的な症状だ。

でもそれも過去の話。

ここ数か月は諦めというものを知るようになった。

スッキリとはいかないまでも、でもまぁ気持ちの整理がつけられる。

ように見える。

オトナになってきたのだろうか。

なんならおじさんの方が切り替えられない。

息子より重症で、これは子供のころから治らない。

最近はそんな息子の変化に気づくようになった。

ずいぶんと大人になったものだ。

ASDは年齢とともにマイルドになっていく傾向にあるそうな。

だいたいの児童は小学生頃に一番のピークを迎えるらしい。

不登校、同年齢や家庭内での不和、不調を繰り返しながら成長していく。

成長の過程でそれが徐々に緩和されていく。

ASDの特性は残したままだけけど、でも社会不適合とならない程度に成長する。

そうして社会の一員として世に出る。

いま、息子はその過程にいる。

釣りを通じてこうなっていったのか。

それとも何もしなくてもこうなったのか。

それはわからない。

でも彼にとって釣りが良い影響を及ぼしているような感じがしてる。

この調子で成長して欲しいと願っている。

それでは今日もハッピーにいこうぜ。

では!