キハーダマグロ

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は曇り。

やっと更新できた朝。

と、言いますのも。

この前、ふたつの台風が接近してて息子のご機嫌ナナメ。

と書きました。

息子君は自分の釣行計画と台風の進路が重なったことが不満。

だった。

でも思ったほどでもなく無事に出船することになった。

結論から書けば、一発を当てた息子君。

一発狙いの遺伝子はしっかり受け継がれていた。

一発狙いでも空振りばかりの父とはやや違うようだ。

前半は波しぶきをかぶりながら、雨にも打たれた。

今日は修行船だな、なんて思ってた。

でも後半の海はうねりがあるものの、でも空は晴れた。

時間が無くなっていく。

息子君の表情はだんだんと表情は渋くなる。

「あと45分しかないよ」

そう言って一層険しい表情になった。

そんなにアタリがある釣りじゃないのはわかってるはず。

ゼロで帰ってもそんなの当たり前。

何年通っても釣れない人だっている。

自分でそんな釣りを何度も経験してるのに。

ところが、だ。

キハダマグロ。

ジャスト30㎏。

走ったキハダマグロにリールの糸の多くを出された。

糸が無くなりかけるその手前。

腹を決め、ドラグを締め上げて強引に勝負に出た。

糸は音を立てて恐怖をあおる。

いつ仕掛けが破断してもおかしくないような状況だった。

約15分間のハラハラする格闘。

運動不足の高一生には少々キツかったはずだ。

横に居た全員も半ば諦めていたはずだ。

でもキハダは力尽き、上がってきた。

こうしておじさんの持つ記録を抜かれた。

腹立たしい。

一昨日、昨日と小分け作業で忙しかった。

まだ早いかな?

そう思ったけど昨夜に試食。

尾に近い部分。

世間的にキハダマグロはあっさりしたイメージが定着してる。

でもこの個体は全く違った。

しっかりと脂が乗ってて非常に美味しかった。

尾の方なのに。

スーパーに並んでいるものや市場で柵になっているものとは別次元。

親子三人で1キロ弱も食べてしまった。

今日はカマ下、頭肉、トロ、赤身などでマグロパーティーだ。

もっと脂が乗ってる部位かと思うとワクテカが止まらない。

それでは今日も頑張って包丁を研いでいこうぜ。

では!