本による影響は遺伝するのか

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝も快晴ですよ。

ヒノキ薫る森にピクニックに行きたいですね。

さて。

今朝、息子の朝ごはんを作ってからテレビの前に座った。

息子は目覚まし代わりのYouTubeチェック。

我が家のテレビの支配者は息子なのだ。

そもそもおじさんはリモコンの操作ができないのでその権利を有しない。

登録しているチャンネルの更新を確認。

お気に入りの釣りYouTuberの新作はほとんどなし。

フと気づくと見慣れない音声が耳に。

スマホを置き、テレビの画面に目を向ける。

マレーシア航空機失踪事件のナゾ的な動画がそこにあった。

「こういうの好きなの?」

「うん」

箸を止め、食い入るように視てた。

それが終わると今度はエールフランス447便墜落事故の動画。

おじさんと全く一緒。

完全に遺伝。

この手の実話はおじさんの大好物なのだ。

柳田邦夫の「撃墜」とか夢中になって読んだもんだ。

それこそ狂ったように読んだ。

今でもおじさんの釣具部屋の本棚にあるはず。

手前に積まれた釣具でたどり着くのが困難な本棚。

おじさんの青春時代が詰まった本棚。

いつか息子もその中の一冊を手にする日がくるかもしれない。

おじさんの脳内に革命を起こした一冊。

それもそこにある。

それを息子が手にしたら。

一冊の物理学の本。

専門書ではなく、セミ一般人向けにかみ砕いた解説書的な内容。

必要以上に平易には書かれてないけど理解が困難なほどじゃない。

当時の自分にとって読み応えのある一冊だった。

熱、エネルギーにかかわる法則的な話に夢中になった。

その本をきっかけとしてエントロピーに関する本も読み漁った。

それらおじさんの青春時代の傍らにあった一冊は今でもある。

その本棚に。

性格的に非常に酷似した父子だ。

その本で人生が妙な方向に変わってしまう可能性は十分にある。

おじさんがそうだったように。

でも内容的に今はまだ理解ができないはずだ。

でも念のためそっと隠しておくべきか。

それとも自然に任せるべきなのか。

それでは今日も計算マニアでありつづけようぜ。

では!