おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。
ちょっと曇り空。
たまにはこんな朝もいい。
さて。
いきなり訃報です。
あのオジー・オズボーンが亡くなったらしい。
今朝、このニュースを読んでショックを受けた。
もういい加減なお歳だったのは知ってる。
病気を公表したのも知ってる。
オジーの動向は今でも追ってたから。
おじさんの青春時代のアイドル。
50年経ってもそれは変わらない。
オジー・オズボーンを知らない。
そんな人にちょっとだけ説明してやる。
イギリスのハードロックバンドのボーカルだ。
若い頃はステージでの奇行が話題になることも多かった。
コウモリを食いちぎったのが有名か。

ハトの頭をムシャムシャやったりしたこともあった。
各方面から袋叩きになった。
メチャクチャ歌が上手いかというと疑問。
どちらかと言えばヘタクソかもしれない。
ライブではいつも声が出てなかった。
アルコール依存、薬物依存で入院。
レコーディングが延期になったこともあったと記憶してる。
そんなボーカリストだった。
でも大好きだった。
大大大好きだった。
初期のブラックサバス時代はそうでもなかった。
でも脱退して彼のバンドになってからが良かった。
曲もややキャッチーになって、多少は売れた。
やや大衆向けになったというか。
サバス時代もソッチファンには売れてたけどね。
オジーにはまた一つの才能があった。
「無名ギタリストの発掘」だ。
無名とは言っても売れないバンドで、というレベル。
ホントに無名ってワケでもないんだけど。
で、そんなギタリストに白羽の矢を立てる。
バンドに引き込むとこれが当たる。
超が付くほどの売れっ子ギタリストになるのだ。
何人のギタリストがオジーのバンドから巣立っていったろう。
一番忘れられないギタリストが居る。
ランディ・ローズ
LAでギターを教えたり、地元の小さなバンド弾いたり。
その後、無名時代のクワイエットライオットに参加。
そんな地味なランディをオジーは自身のバンドに引き込んだ。
オジーの新しい船出の、記念すべきアルバム。
そんな一大転機に無名もいいとこのランディを選んだ。
これが当たった。
が、二枚のアルバムを収録した後、ランディは死んでしまう。
ツアー途中の飛行機事故で。
これを目撃したオジーは狂ったように号泣したという。
もちろんおじさんも泣いた。
おじさんにとってランディ・ローズは敬愛するギタリストだった。

話をオジーに戻す。
そんな才能も持ち合わせていたオジー。
つい先日、自身の記念公演だか引退公演だかをやってた。
ステージでは椅子に座って歌ったらしい。
多くの著名バンドが参加したとも聞いた。
そのニュースが記憶に新しいうちに今回の訃報。
ガッカリしたわ。
これからどうしよう。
最後にランディ加入時のライブ映像を貼ってみる。
代表曲ともされるミスター・クローリー。
悩んだけどコレにする。
オジーもランディもヘタクソ。
でもトンデモないオーラと味があって魅力的。
いま、改めてみると二人とも亡くなった事実に泣けてくる。
もう彼らはこの世に居ない。
おじさんのアイドルよ永遠なれ。
今までありがとうございました。
それでは今日もロックにいこうぜ。
では!