夏休みは数学大好き

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

なんでこんなに気温が高いんだ。

ブルーハーツじゃなくても気が狂いそうになるだろうよ。

さて。

世の子供たちは夏休み真っ最中だろう。

しばし自堕落な生活を送っていることだろう。

今月末に彼らが慌てふためく姿が目に浮かぶ。

夏休みはまとまって親子の時間が確保できる。

中にはディズニーランドに行ったり海外旅行に行ったり。

うらやましい。

いや、ディズニーランドはうらやましくない。

全く。

全っ然。

我が家は家庭の事情で海外旅行に行ったりできない。

せいぜい一泊くらいで遠征釣りに行くのが関ヶ原。

長期の不在は難しい。

だから子供と一緒に居る時間が長い。

ウチは子供部屋なんてしゃれたものはない。

そこで一人で勉強してるって事はない。

親の居るところで勉強している。

だからちょいちょい子供の手元を覗いてる。

(「あちゃー、そんなメンドクサイ事する?」)

(「バカでー、そこ間違うか?」)

心の中でそう思いながら計算の過程を眺める。

たまに口も出しながら証明問題にちょっかいを出す。

「できたから見てー」

すでに自己採点してある。

そうやって問題集を持ってくる。

すごそばに居るから、すぐに確認できる。

実はここがいいところだと思ってる。

解いて、自己採点して、すぐに評価を受けることができる。

それぞれに時間的スキマができないほうがいいと思ってる。

「パパ、これどう思う?」

「パパ、これでいいかな?」

数Ⅲは計算量がモノを言う傾向にある。

そこは単純な正誤だけでもいい。

もちろん計算途中もチェックするけど。

でも複雑化した整数の証明問題なんかは話が変わって来る。

例えば素数をからめた整数の問題。

素数p、qを用いてp+qと表せる素数を全て求めよ

物量としてはA4半分くらい消費するかな。

みなさんだったらどうやって解きますか?

二項定理を引っ張り出す?

まぁオトナだったら、ね。

後半はそうなるでしょう。

序盤、ハッと気づけば流れを作れるかもしれない。

この対称性のあるp、qのどちらかは2である、と。

ここに至る前提で多少手を動かす学生が多いハズ。

奇数の素数でqを考える。

おそらく10秒。

長くて30秒。

ここでpが「2じゃね?」ってならないと。

でないと時間内に正解にたどり着くのは難しい。

これは非常に考えられた問題であると思ってる。

類似した問題は以前からあったが、これ作題者のセンスが光る。

こういう大人に私はなりたい。

無理だろうけど。

全く別のヘンな話になってしまった。

まぁ今日の所はここらへんで終了。

それでは今日もよろしく熱中症。

では!