同級生、またひとり

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝の報道をテレビでみて思った。

これは死人が出るぞ、と。

いきなりステーキだけど。

また同級生が居なくなる。

もうこれで何人目だろう。

鉄緑会に通う学校の同級生が居る。

学校では席が隣だそうな。

だから仲良しらしい。

鉄緑内でも一緒にやってるらしい。

その子がいきなり学校をやめると言ってきた、と。

父親の転勤で家族と共に遠方に。

だから物理的に通えなくなる、と。

その彼には妹さんがいて、この冬に中学受験らしい。

この家族、どうするんだろか。

ウチの息子君も少なからずショックを受けていた。

そもそもその同級生はT大学志望。

引っ越しするとなると鉄緑会も辞めることになる。

転居先が大阪ではないらしいから(大阪には鉄緑会がある)。

東大志望者にとって鉄緑会は心強い味方だ。

それを諦めることになる。

お父様の単身赴任という選択肢はなかったのか。

全員がたいへんな思いをする事になるのではないか。

お母様も我が子の進路を案じているだろう。

その同級生も妹さんも本来の目標を諦めるのか。

それはわからない。

でも多少の軌道修正を余儀なくされるだろう。

いや、特に妹さんは多少どころではないはず。

全寮でなければどの中学校でも自宅通学しか許されてない。

転居先の中学校に通うしかない。

大学はまだなんとかなる。

共テは転居先で受験。

T大学の二次は上京すればいいだけだ。

ただ、転居先にいい受験予備校や塾があるのかどうか。

まぁお父様が理Ⅲだから指導は大丈夫かもしれないが。

それでも指導が行き届かなかったら。

そう思うとちょっと心配だ。

ウチの息子の数少ない友人だから特に気になる。

それにしても居なくなった同級生が多いな。

もう10人どころではないだろう。

欧州に行った子。

南米に行った子。

親の転勤で子供らは犠牲になる。

一番多いのは高校から上位高校にチャレンジした子。

この一群には尊敬でしかない。

中学受験で不本意ながら今の学校に。

でも3年後に中高一貫校を捨ててまでリベンジを。

我が家にはその勇気が無かった。

こうして多くの同級生が居なくなっていった。

今回のその同級生も二学期が始まる前に転居らしい。

同級生のみんなとお別れも言えずに。

これも人生。

今は別々の道を歩む。

でも最終的に同じところにたどり着く。

実際、鉄緑会でもう再会している。

高校受験で居なくなった元同級生たちと。

そんなもんだ。

息子よ、ガッカリするこたないよ。

きっと数年後に会えるから。

君はT大学志望じゃないけど再会するよ。

たぶんね。

それでは今日も肩凝りバリバリで元気よくいこうぜ。

では!