人間のあっけなさ

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は曇り空。

たぶん予報通りになりそう。

さて。

奥さんの実家で不幸があった。

義父が亡くなった。

急逝である。

自力で病院へいったまま、車は置きっぱなし。

入院してから1か月も猶予がなかった。

入院の知らせを受け、奥さんは実家へ急行。

二日ほどして帰ってきた。

集中治療室に入っていてロクに話もできず。

それからほどなくして一般病棟に移された。

回復していくと思われた。

数日後、医師のレポートを読ませてもらった。

そこには彼らが治療について模索している様がびっしりと書き綴られていた。

コッチは専門家なんかじゃない。

でもそれを読んで、先の見通せないような気持ちになった。

集中治療室という貴重なリソースを明け渡した。

そんな意味であることを知った。

先月は親戚の皆が集まる予定があった。

奥さんの母、義母の七回忌を行うためだ。

義父は張り切ってその準備をしていた、その矢先のことだった。

結局、自分の葬儀と併せて開催されることになってしまった。

おじさんと息子も見舞いに行った。

そこには厳しい現実があった。

直視するには厳しく、長い事そこに居られなかった。

病室で泊まり込みの看病をしているウチの奥さん。

俗にいう看取り、だ。

彼女をそこに置いて帰ってきた。

生命維持のための各種の管が外されたと聞いたのは帰宅後だった。

それから三日ほどでこの世を去った。

なかなか衝撃的な死だった。

ついこの間まで元気だったのにと思うと。

いとも簡単に終わりが来てしまう。

こんなことってあるんだ。

医学ってもっと進歩してるんだと思ってた。

クソ程勉強した人たちが寄ってたかって治療する。

それでもどうにもならないんだ。

病気とはいったいどれだけ恐ろしい悪魔なのか。

祈るしかない。

それしかない。

距離は離れていても、生前は世話になった。

しかも、かなり。

それを思うと妙な気持ちになる。

それでは今日も体調には十分注意していこうぜ。

では!