無言の帰宅

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝も快晴。

でも体がヤバい。

さて。

今朝、奥さんからこんな話を聞いた。

「行方不明だった夫が無言の帰宅となりました」

コレの意味、とは。

今、スレッズでこれが話題になっているというのだ。

相当に国語力の低いおじさんでもわかる。

ああ、死体になって帰ってきたんだろな。

そら死体はただいまーとか言わんからな。

ところが、だ。

世間広い。

たくさんの猛者が居る。

「命があってよかったです!」

「今は色々聞かないであげて下さい!」

こういった返信をした輩が居るらしい。

いい年して。

しかも大量に。

ジョークだとしたら座布団半分くらいだろか。

日本語力の低下が叫ばれて久しい。

ここまで地に落ちたのかと思う。

しかし。

しかしだ。

実は日本語力の低下が顕著だったのは投稿者だった。

この可能性は否定できまい。

会社で大事な商談をミスってしまった旦那。

上司に激しく叱責。

家庭でもうまくいってなく、味方も不在。

そしてある日、突然その旦那は家出してしまった。

精神を病んでしまったのだ。

以来、音信不通。

一ヶ月が経とうとしていた。

その旦那が帰ってきた。

突然。

服はボロボロ、髪はボサボサ。

視線は定まっていない。

そんな場面で「無言の帰宅」を投稿者は使った。

その可能性はないのか。

無言の帰宅の誤用である。

日本語力の低下がヤバいのは実は投稿者だったでござる。

書き手も読み手も全員が間違ってる。

そんな日本人が日本語を使っている。

まぁとにかく。

帰って来るなりペチャクチャペチャクチャされるよかいい。

今日ねこんな事があったの!

とか。

まずバッグ置いて風呂でも入って来い。

話はそれから聞いてやる、と。

無言の帰宅の方がいい。

それでは今日も疲労回復に努めていこうぜ。

では!