偏差値ジェットコースター

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝もいいお天気。

朝からゴロゴロして過ごしたい気分。

さて。

息子君の模試の結果が出た。

河合模試。

パソコンでマイページにログインした彼。

いきなり大きな声を上げた。

なんと国語の偏差値がほぼ68もあった。

これには家族全員が驚いた。

本人が一番驚いていたけど。

もうお赤飯を買いに行くレベルのお祭り騒ぎだった。

なんせ「偏差値30の男」としてつとに有名だった息子君。

中学受験も国語に泣かされてきた。

女子校の国語の問題文なんて見ただけで頭が真っ白になってた。

とはいえ、最近は違ってきてた。

中学までは低空飛行を続けてた国語。

でも高校になったあたりからジワジワきた。

精神的に大人になりつつあるのだろうか。

でも国語の勉強をしているところを見たことが無い。

「やらないのにできるようになるわけがない」

ひとつの名言がある。

でも国語の偏差値がジリジリ上昇してきたのは事実。

さらにその模試では英語も良かった。

数学は今まで通り80くらい。

だから総合の偏差値が爆上がりした。

得意の英語、数学を国語がチャラにしなかった。

登録した志望校の判定が軒並み凄いことになった。

「これってもしかして…」

我が家は浮足立った。

のぼりや横断幕のデザインをどうするか。

祝勝会はどこのホテルの大広間を押さえるか。

それらを考えるレベル。

が。

続いてもうひとつの模試の結果が出た。

出た、というより出ていた。

とっくに結果は出ていた。

本人は黙っていたのだ。

「あれ、そういやアッチの模試ってどうだった?」

おじさんが気づいてしまった。

そっちは凡庸な偏差値、順位。

やっぱり。

黙っているにはワケがあるのだ。

その模試はいつも通り。

国語が全てをブチ壊していた。

古文が0点とか、そんなのあるのか??

学校で古文やってたら1点ぐらい取れよ。

そう思うけど、実際に0点だった。

脳みそに電極刺したろか。

のぼり?

横断幕?

祝勝会?

とんでもない。

どこの葬儀社にお願いするか。

ソッチだわ。

いっぺんに天国と地獄をみた。

ジェットコースター過ぎる。

後一年もあるのか。

心臓がもたない。

それでは今日も病院に行って薬をもらってこようぜ。

では!