さよなら鉄緑会

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は快晴。

でも風がねぇ。

さて。

春は出会いの季節。

またそこには別れもある。

息子君が鉄緑会を辞めた。

辞める辞める、ではなく、辞めた。

もう行くことは無い。

先日、高2内部生の最後の授業があった。

これから鉄緑会に入ってみようかな。

入れてみようかな。

そんな君たち&父兄の方々へ。

このブログの「メイン読者」さんたちへ。

あの無敵塾の裏の一面を少しご紹介できたら。

そう思って書いてみます。

息子君から少し詳しく聞いてきました。

最後の授業はイベント要素が盛りだくさん。

クラスのみんなで盛り上がったとのこと。

息子君のクラスはクイズ大会。

詳しくは書けないが、なかなか面白いクイズだったそうな。

ビンゴ大会をやったクラスもあったらしい。

隣の教室から歓声と笑い声が聞こえてくるほどだったと。

鉄緑会といえば勉強漬けのお堅いイメージ。

現役での東大合格を標榜しているんだからね。

まぁそらそうだ。

でもたまにはこういう息抜き的なお遊び要素もある。

直近で言えば年末のクリスマス。

先生たちはコスプレをし、ゲーム大会まであった。

そう言えば、息子君は賞品をもらい損ねてたな。

一年間、ほぼ同じ生徒たちと過ごした。

その数約20名。

開成、桜蔭、豊島岡、筑駒が数名づつ。

あとはほとんどが一人だけ。

二人だけが公立高校。

あとは全員が中高一貫校在籍。

男女半々くらい、やや男子が多いかな。

見ず知らずの同学年。

だけど、一年後には仲間意識が芽生えた。

新宿駅まで一緒に帰るほどになった。

人付き合いの難しい息子君が、だ。

内部生向けの夏模試でクラス分けがある。

数名の出入りがあったものの、ほとんどがずっと一緒。

一年も一緒に居れば、そらそうなるか。

良く考えたらバチバチのライバル。

同じ時期に同じ学校を受験するんだ。

なんなら学部まで同じ可能性が高い。

でもそれ以前に彼らはクラスメートだった。

ただの高校生なのだ。

最後に記念写真を撮った。

それを見せてもらった。

最前列の子は少し腰をかがめてた。

先生も生徒も両手であるポーズ。

所属クラスのサイン。

息子君、集団からやや距離を取って写ってた。

馴染めない感が出てて、親として悲しい気持ちになった。

もうみんなと会う事は無い。

でも全員の名前を知っている。

成績優秀者の常連は名前の漢字まで書ける。

毎週のようにその名前を見ているから。

そしてその名は今後、おそらくどこかで見かける。

目的地が一緒なら必ずどこかで行き会う。

一年しか在籍しなかった鉄緑会。

当時、息子君が自分で行きたいと言い出した。

珍しく自発的な行動に出た事に驚いたものだった。

「挑戦したい」、「学校の同級生に負けたくない」。

そんな気持ちだけだった。

志望校対策とか、そんなことは考えていなかった。

でももうお遊びは終わりだ。

これからは志望校対策に時間を使う。

遅すぎるくらいだけど。

でもきっと在籍した一年は無駄になっていなかった。

そう思いたい。

こうして鉄緑会最後の授業は終わった。

「フランス万歳!」とか、そういうのは無かったそうな。

あんな小説の様にはならんだろう。

でも高2男子の心にはあの日、何かがあったようだ。

それは卒業という一般的な感情なのか。

それともひそかに気になっていた女子との別れからなのか。

それでは今日もよろしくお願いいたします。

では!