一度決めたら

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

体がガクガクな朝をお迎えしてしまいました。

マジでしんどい5秒前。

さて。

反抗期の息子はいま、何をやってもむくれます。

機嫌がいいのは釣りの話をしたときくらい。

「ねぇパパ、今度●●釣りに行きたいんだけど」

「でもそれ、まだ早いんじゃない?」

「そっかぁ・・・じゃぁコレなんかどう?」

「ああ、いいかもね」

こういう時は通常営業。

無邪気な中三男子です。

ところがよ、ちょろっとヘンなこと言うと、ね。

荒れる中三男子に豹変します。

「ねぇパパ、あそこの船長からLINEきたんだけど」

「なんだって?」

「釣れだしたらしいよ!来週に行く?」

「その日は君、英検があるじゃないの」

もうね、手が付けられませんよもう。

思い通りにならなかったときの息子は、ね。

感情のコントロールというか、気持ちの整理の仕方ができない。

昔から。

今は反抗期ってのもあるけど、コレ、ASD児の典型的な特徴だそうです。

決めたことから外れるのを許容できない。

予定変更ができない。

例えば、明日釣りに行くと決めたとする。

ところが当日はあいにくの強風。

船が出られない。

こんなのダメ。

釣具屋さんにアレを買いに行く。

行ったらまさかの売り切れ。

これもダメ。

決めた予定は完遂するものだと思い込む。

俗にいう「融通の利かない人」ってこういうの。

決めたルールをきっちりこなす。

おじさんがそうなんですよね。

何かのパッケージのビニール部分と紙部分をほじくって分別する。

そうしないと気が済まない。

自治体がそう決めたんだし、そこに居住してるんだからそれに従う。

奥さんはおおらかな人なんで、そんなおじさんを蔑んだ目で見て小馬鹿にしてる。

明らかに小さいヤツとして下に見てる。

さっきの「当日に船が出られないと」なんていうのは、まさにおじさんの話でもあるのだ。

ある港に着く。

「●●君、今日は風ででられないわー」

「なにー!」

電話かけまくって車を飛ばして、半島の反対側の港まで行って釣りした。

やると決めたら絶対やる。

遺伝したんだな、息子に。

スマン。

息子君、昔は強く症状が出てました。

2年前か。

受験勉強中、解けない問題にブチ当たる。

髪の毛をむしり取ったり、自分で顔を殴ったりしてました。

思い通りに行かないことに激しく動揺してましたね。

そこらへん、今はマイルドになったかな。

「その日は英検じゃん」

おじさんはトンでもない事を言ってしまったようです。

それでは今日もジワリと感染拡大。

そんなのもういいよいい加減にしろ。

では!