校内履き事件~後編~

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は梅雨入りを予感させるような、そんな空模様。

これからU2な季節が始まるのかぁ。

さて。

危なく忘れかけてた「校内履き事件」。

続きを書いておこうと思う。

おじさんの没後、遺品整理してたら息子がいつかこのブログを発見するだろう。

どんな気持ちで読むのだろうか。

それを想像すると今から没するのが楽しみだ。

古い校内履き(とはいっても全然傷んでもない)のをもう一度学校へ持って行った。

そしてその日の夕方、買ったという新しい校内履きを持って帰ってきた。

ピカピカだ。

名前も書いてある。

心配されていた使途の件はこれでクリアになった。

誰かにお金を渡したり、忍者めしやグミを大量購入してるワケではなかった。

そこで再浮上する疑問。

なぜ買ったのか、だ。

全く買い替える必要のない校内履きだった。

持ち帰ったシン校内履き。

二足体制になった、といっていい。

そんな必要があるのかどうかわからんけど。

まぁアインシュタインも同じ服を大量に来てたらしいから、そんなモンなのかもしれない。

あんな天才ならそれも許されるのだろうけど。

しばらくして奥さんがその理由を発見した。

「コレ、かかとにアディダスのマークが入ってる」

シン校内履きにはかかと部分にアディダスのマークが入っていた。

音楽の授業でチーンってやるトライアングルみたいなあのマークが。

あと、ソールの形状が微妙に変わってる。

そうかマイナーチェンジしたのか。

コレだ!

納得した。

ある日、おやつのパンを買いに購買に行った。

そしたら校内履きがリニューアルされていることを知る。

クラスメートがさっそく履いていたのを目撃。

自分も欲しくなる。

ママ、校内履きが古くなったからお金頂戴。

こういうことか。

納得したからもういいや。

この件はもう深堀しない。

それにしてもマトモな金銭感覚を身に付けさせないといけないな。

我が家はメディチ家じゃないんだ。

それを再度実感させられる事件だった。

「この新しいのはココに置いといて、古いのから履きなさい!」

「うん」

他人の物が気になったり、欲しいものが出て来たり。

親に内緒事するようになったり。

今まではこんなこと無かった。

誰ソレが持ってるからぼくも欲しいなんて言ったことなかった。

物を欲しがることも無かったし、隠し事なんかしてこなかった。

少し大人になってきたのかもしれない。

それでは今日も頑張ろうぜベイベー。

では!