おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。
今朝はなんちゅうか寒いような暖かいような。
そんな皮膚からそんな感じを受けました。
さて。
昨日「息子の中間試験が始まった!」と書きました。
一昨日だっけ??
とにかく書いた記憶があります。
昨日、そんな息子を迎えに駅に行った。
駅との中間地点あたりで向こうから歩いてくる息子を発見。
相変わらず下を向いてトボトボと歩いている。
「お帰り」
「ただ今」
いつもであれば、ここから続くのはおじさんの言葉。
「今日の試験はどうだった?」
おそらくどの親でも似たようなそんなセリフを言うのではないだろうか。
ところが昨日は違った。
息子の方からしゃべり始めたのだ。
「今日さぁ・・・」
「どうした??」
自分からしゃべってくるなんて、こりゃ珍しい。
でもそれっきり話が続かない。
モゴモゴゴニョゴニョ言ってて要領を得ない。
しばらくしてはっきりしゃべりだした。
さらにもう半分ほど歩いてきたころだった。
「試験やっちゃったかもしれないんだよね」
「え?」
「試験中にトイレに行ったんだ」
「は!?」
「お腹が痛くて、どうしても我慢できなかったんだ」
「あちゃー!」
「算数のテストでさぁ」
「マジか!!!」
そのあともゴチャゴチャ言ってた。
要するに、
算数の試験中、お腹が痛くなってトイレに行った。
約20分を失った。
裏面の記述問題に時間がかけられなかった。
と、いう内容。
算数は彼の得意科目。
全科目のうち、一番の稼ぎ頭なのだ。
「予想でどのくらい失点してそう?」
「20点分くらいかな・・・」
3人でスシローを食べながら、そんな話をした。
よりにもよって算数の時にそんな事態に陥るとは。
本人もショックを隠せない様子で食が細い。
好んで黒とかエンジ色のお皿を選ぶ息子が黄色いお皿も食べていた。
という事は、これはよほどの事態ということだ。
でも漏らさなくて良かったと思う。
高校卒業まで一緒なんだ。
漏らそうものならまた不登校になってしまうだろう。
「絶対に取りたかったんだよね・・・」
本人は今回の試験を重要視してたらしい。
ほかのクラスの上位勢が、息子の所属する選抜クラス入りに燃えているらしい。
そんな噂を耳にしたそうな。
3年生になってその選抜クラス入りを果たせなかった生徒たちの逆襲。
2学期のクラス替えでそのクラスに残れるのか、それとも彼らに蹴落とされるのか。
それは1学期の成績にかかっている。
「あいつら入って来るなよなぁ」
幼いと思っていた息子が、そんな闘争心をむき出しにするなんて。
成績の事をこんなに気にしているなんて。
ちょっと驚いた。
のんびりしている学校なのに、生徒たちがこんな風に考えているという事実にも驚いた。
今朝も駅まで送りにいった。
「パパさぁ、今日のお昼ご飯はすぐ食べられるのがいいな」
「なんで?」
「明日の試験勉強したいから」
「じゃあお弁当でも買ってくるよ」
明日は試験最終日。
もうひとつの算数の試験がある。
どうやら本気のようだ。
またお腹痛くならなければいいんだけど。
それでは今日もなんとかやっていきましょう。
では!