冷蔵庫

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝もどんより曇り空。

降るのかな?

降らないのかな?

さて。

ウチの冷蔵庫がおかしくなった。

そろそろおかしくなってもおかしくないような年齢なのだが。

夏場は水分の摂取量が増える。

この時期は水筒に入れ、息子は学校へ麦茶を持って行くし。

3つの容器で量産体制に入ってた。

冷蔵庫内に横倒しにして冷やしていた麦茶。

たまたま立てておくスペースが無かったのだ。

俗にいうドアポケットっていうところには開封直後の豆乳が居たのだ。

だから新規作成した麦茶を横倒しにせざるを得なかった。

それがなんと漏れ出していた。

目測で1リットルは流出してた。

横倒しにしていたことを激しく後悔した。

漏れた麦茶は悪魔の涙のように、静かにそして確実に下段の各部を侵食した。

その茶色の流出物は上部冷蔵空間から直下の冷凍空間へ。

その過程で凍り付いていた。

ヤツは流れ落ちながら凍り付いていたのだ。

昨夜、奥さんが異変に気付いた。

「アイスが柔らかい」

彼女は食後の甘味を欠かさない。

この時期はアイスだ。

だからアイスの硬度にはとても敏感に反応するのだ。

ほかの冷凍物を確認する。

イカなど、大量の釣り餌が入ってるので心配だ。

確かにやや柔らかくなっていた。

解凍されてるとは言えないものの、20代のナニのような、とは言えない硬度になっていた。

でも夜中の出来事だったので、とりあえずそのままにした。

朝になり作業開始だ。

まずは冷凍庫の中身を出す。

全て釣り用のクーラーボックスに一時避難。

ひとつでは足りず、ふたつに収納することになった。

冷凍庫の引き出しを全て外す。

おそるおそる奥を確認すると、凍った茶色の滝がそこにあった。

これが冷気を遮断しているのは一目瞭然だった。

ドライヤーを直接あて、その滝を溶かす。

溶け出た麦茶は容赦なく最下段を濡らし、それは床にまで及んだ。

普段はあんなにいとおしかった麦茶。

だのにこの時は悪魔の尿のように思えた。

それをタオルで拭きながら作業は続いた。

今朝、まだ5時ころの出来事。

息子に朝ごはんを与えながら作業を続けた。

息子は釣りのYouTubeに夢中で我関せず。

冷蔵庫、再起動したもののどうなるか。

人間で言えば、泉重千代さんくらいの御長寿冷蔵庫。

そんな老体を氷攻めしたり熱風攻めにしたり。

これが決定打になってしまったかもしれない。

歳とってからの風邪は怖いと聞く。

あとで庫内温度を確認してみようと思う。

それでは今日も死力を尽くして頑張ろう。

では!