ぼくらの27日間戦争

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝も風が強い。

ずっと吹いてる気がする。

さて。

つい先日、息子と和解した。

このままでは良くないと考え、おじさんが妥協した。

おじさんが自分から折れるのは珍しい。

「よくやったな、えらいぞ」

自分でそう思う。

算数はこれから佳境に入る。

ま、算数だけじゃない。

他の勉強もそう。

でも実際には算数しかみてやってない。

他の教科の事は何とも言えないからそう書いただけで。

この2年間は進学へ向けての発展期だ。

おぼつかないまでも、せっかく出来上がりつつある土台部分。

これからの時期は非常に貴重な時間。

その土台の上に何らかの構造物を造り上げなくてはならない。

そのためには和解するしかなかった。

50数年前、小6の時のおじさん。

「やっちまった」ことで後の人生が大きく変わった。

記憶までもが失われた。

それを後悔なんかこれっぽっちもしてないけど。

でもイヤな記憶として未だに引きずっている。

息子も3年前、「やっちまった」。

まるで遺伝であるかのように、同じように小6で転んだ。

誰もが疑わなかった合格。

でも結果はそうじゃなかった。

憔悴しきった息子は以降日程の全ての試験に落ちた。

今でもその時の彼の姿を思い出すと涙が出そうになる。

不本意ながら今の学校に通うことになった。

でもまぁ、いざ通ってみれば毎日が楽しいようだ。

ところがそこは中高一貫校。

リベンジのチャンスが無い。

正確にはあるんだけど、実際のところハードルが高い。

在学しながら他校の高校を受験するのは現実的じゃない。

でもおじさんは強くそれを勧めた。

3年前のリベンジができるチャンスは無いからだ。

リベンジなんかしなくていいじゃないか。

そんな意見もあった。

でもそれは50年以上もグズグズしたものを心に持ち続けた事が無い人の意見。

おじさんは未だクヨクヨし、時が止まっている。

息子にはそんな思いをさせたくない。

だから合格を勝ち取って前進して欲しいと思ってる。

肝心の息子はクヨクヨしてないかもしれないけど。

実質、次のチャンスは3年後の大学受験だ。

もうリベンジという言葉はつかえない。

それらの学校には入れないから。

こうなると「彼らと同じ大学に入る」ことを同義ととらえるしかない。

経路は違ったけど君たちに会えたよ、よろしくな。

これのために、おじさんは彼の味方にならなくてはいけない。

彼の手助けをしなくてはいけないルージュマジック。

敵対していてはダメなんだ。

こうして27日におよんだぼくたちの戦争は終わった。

そして和解の儀式として釣りに行った。

そしたらとんでもない洗礼に遭いました。

というのが昨日の話。

それでは今日も神と和解せよ。

では!