やる気スイッチは釣りと挑戦状

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は雨。

ずっと降ってて止む気配なし。

さて。

息子の「やる気スイッチ」の入り方が面白い。

そう思ってる。

馬の様にニンジンをぶら下げると走り出す。

実際に馬がそうなのかどうかは知らん。

でも前にも書いたが息子に関してこれは事実。

具体的言えば。

今度の模試で偏差値がコレだったら竿を買ってあげる。

次の期末で校内順位を更新したら釣りに行っていいよ。

たったこれだけで頑張るのだ。

まぁイヤらしいやり方だろうな。

教育学者に怒られそうだし。

でもこんなんで模試の偏差値が70超えるなら安いモンだ。

しかも実に簡単だ。

いくら解き方を教えたって、いくら頑張れなんて言ったって薄い効果。

最大限の効果を発揮するのが「釣り」なのだ。

彼にとって最高のニンジンなのだ。

でも実は他にもやる気スイッチは存在してた。

先日、彼の机をまさぐってた。

例によって、学校へ行ったあとに。

親に見せるべき書類が出て来る。

「ちょっと!これの返事明日までだってよ!」

「うわー、アイツなんで言わなかったのー!」

なんてこともある。

でもそれは副産物。

おじさんの主目的は別。

息子、頻繁にある小テストの答案を隠すのだ。

それをリスの様に貯めこむ。

答案にはミスの痕跡。

それを書き留めておく。

「フムフム、なるほど今度の試験範囲に二項定理が含まれるのか」

答案は元のところにこっそり戻す。

グチャグチャの紙の山に元通りに戻す。

そのため、探索する前は写真を撮っておく。

こうして各教科のデータが手元にたまる。

それを見ながらどこを間違えたのか、なぜそこに至ったかを考える。

まぁだいたいはこの辺りかなってのが想像できて、その通りに間違えてる。

学生なんてのはだいたいが同じポイントで脱線する。

しかも自分の子供なんだからそこが分かりやすい。

話が全くそれた。

で、そのプリント類の山の中から非常に興味深い紙切れを発見。

サイズはB5判。

キャンパスのルーズリーフだ。

「〇〇に××点差をつけて勝つ!」

※(〇〇)は息子の名前

見慣れない筆跡の文字。

ライバル視しているクラスメートからの挑戦状だった。

どうもその子とはうまくいっていない様子。

もっとも他の子ともソリが合わない息子。

ギスギスしたやり取りがあったのだろう。

その末こんな挑戦状が叩きつけられたのだろう。

「オレの方が数学良かったもんねー」

「うるせーな、オレは物理満点だぞ!」

「なにー」

中間試験の後、そんなやり取りがあったと想像する。

そういう特性なのだ。

釣り以外にもこんな理由があったとは。

お互い高めあってくれればいいんだけど。

変なことにならなきゃいいんだけど。

ちょっと心配。

それでは今日も高塩分で血圧上昇させていこう。

では!