腕時計の話 ~その1~

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝も暑い。

すでに脱水症状が出てる。

さて。

おじさん、時計を集めるのが趣味だった時期がある。

いくつも買っては売り、を繰り返していた時期があった。

手元に置いていた時期が短いものも多かった。

社会人になった頃だったから当時はバブル。

土地だけでなく、腕時計にも多くの視線が集まっていた。

そんな時代だった。

そんな時計たち。

記憶に残るものがいくつかある。

そのうちの3つがまだ手元にある。

その3つは高級品か、と言われるとそうでもない。

もう無いが、自己最高の高値の時計も思い出に残っている。

そらそうだ。

貯金を全てはたいて購入したような時計が記憶に残らないワケがない。

ロレックスのデイトナ。

ポールニューマンモデル。

あれは自慢の腕時計だった。

でもそれは目覚めると収納箱ごと無くなっていた。

テレビや照明器具、コレクションのレコードやら一切と共に無くなっていた。

冷蔵庫、服、靴などいくつかの品々は残っていた。

パスポートが残っていたのはせめてもの恩情か。

その残された品々に難を逃れた時計があった。

10個ほどだったか。

二軍だったから収納場所が別だったのが幸いした。

でもそれらの多くはすぐに売却した。

そのお金で新しい家電製品などを購入した。

そこらへん、人生のメチャクチャな時期だった。

だからちょっと記憶がボンヤリしてる。

でも3つ、未だに手元にある。

一つは香港に遊びに行ってた時に手に入れた。

もともと時計を購入するつもりなんてなかった。

でもとある通りでひとめぼれして購入。

購入に際し、迷いや交渉や様々な出来事があった。

だから不思議な愛着がわき、帰国してからはずっとそれを着けていた。

ベルトを交換したり、様々な変更を経て30年以上の付き合いだ。

チュードルのデカバラ。

リファレンスは7939。

1958年製。

当時は珍しかった。

かなりの頻度で「なにそれ」と言われる自慢の時計だった。

でも先日、ネットで値段を見てみたら存外に安かった。

20万円くらいで買えるのね。

もっとするかと思ってた。

売るワケじゃないから関係ないけど。

メタルのベルトは無くなって、皮ベルトにしてた。

でもその皮ベルトもボロボロになって本体のみ。

今、目の前にある。

二つ目は明日に書こうかな。

それでは今日もチクタクチクタク。

では!