死のドライブ

おはようございます、ちょっと小さいおじさんです。

今朝は快晴。

風もおさまりました。

さて。

昨日は日曜日。

家族で釣りに行ってきました。

ウチの奥さんは船酔いするので陸上で待機。

彼女、釣りはしなくとも重要な任務があるんです。

「励まし係」という最大にして超重要な任務。

徹夜で運転するおじさん。

釣り好き息子君の為に頑張る。

それがたとえ激しく疲れていたとしても。

しかしそれが時として非常に深刻な事態を巻き起こす。

しかしそれはいまだ現実になっていない。

なっていたらこのブログは天国から、という事になる。

今までどんな事があったろう。

田舎道の見晴らしのいい国道。

右前輪が中央分離帯にコスった事がある。

一家全員が眠ってしまっていた。

誰も起きていない車が走っているのは恐怖。

車は激しく振動し、反動で側道に突入しそうになった。

国道一号線横浜駅前でハイヤーに追突しそうになった事も。

ちょうど箱根駅伝復路の給水地点付近。

なんとギリギリ10㎝くらいで止まった。

自分の反射神経を誇りに思った。

すごく褒められて嬉しくなったのを覚えている。

500mごとに路肩に止めながら走った事もあった。

ちょと走っては仮眠し、またちょっと走った。

1㎞の単位では走れなかった。

それらの事があって、奥さんが「励まし係」に就任した。

奥さんは助手席で起き続ける。

プッチーニの歌劇よろしく眠ってはならぬのだ。

常におじさんの口に男梅シート、スッパイマンなどを放り込む。

それが時にはじゃがりこだったりポッキーだったり。

チョコレート菓子の直後に梅製品はやめて欲しいのだが。

そんなの無関係にドンドン入って来る。

そしてさらには自分の口をも動かす。

しゃべり続けておじさんを寝かさない。

だからたまに要らん事を言って車内の雰囲気が悪くなる。

だからといって、車内でお金の話はしないで欲しいんだが。

そういう深刻な副作用もある。

でもこうして突然の一家心中は避けられてきた。

もう運転はしなくない。

できれば。

でも奥さんは運転免許持ちなのだ。

でも絶対に運転はさせない。

おじさんと奥さん。

絶対に奥さんの運転は死期を早めるのは間違いない。

確実に早死にするだろう。

それでは今日も安全運転で死のドライブをしようぜ。

では!